日本の薬はどこかおかしい
九州原告の福田衣里子さんがジャーナリストの鳥越俊太郎氏との対談本を出版しました(株式会社青志社 1400円)。ムコ多糖症支援ネットワークの中井まりさんと一緒の対談です。写真もふんだんに用いられて非常に読みやすい一冊に仕上がっています。
「病気そのもの、感染している自分を受け入れてしまえればと思いますけど、受け入れるまではやっぱり精神的につらい時期が続きました。いつもいつもそのことばかり考えてしまう。考える隙を自分に与えたくない。不安だったんです」(51頁)
「被害者が被害を語るというのはつらい作業です。でも、被害者が言わないと、説得力がないこともある。もちろん自分は言いたくないから言わないという選択肢もあるかもしれない。でも言わないといけないことも、知ってもらわないといけないこともある。被害者は訴える権利があると同時に、義務もあると思うようになりました」(124頁)
「一生懸命に作ってくれた薬で肝炎になったのならあきらめる。でも、一握りの人間の身勝手な行動で被害に遭ったと思うと許せない」(64頁)
「国は判決で責任を認められたにもかかわらず、法的責任そのものを認めたがらない。前例を作ってしまうと、新たに別の薬害が出てきたときに、また認めざるを得なくなるからじゃないですかね。その前提にこれからも薬害は起きるだろうという発想があるからですよね。二度と起こさないつもりだったら、前例も何もないじゃないかと、そう思います」(69頁)






Comments
ベトナムについての記事を書いています。
TBさせていただきました。
有難うございます。
Posted by: HA-NAM | 2008.07.18 at 23:11