日本肝臓病患者団体協議会(日肝協)は11月10日、衆議院第二議員会館第一会議室にて、肝炎患者支援法(肝炎対策基本法)の早期制定を求める院内集会を開催しました。薬害肝炎原告団もB型肝炎原告団とともに参加して、山口美智子代表等が挨拶を行いました。
院内集会後、3団体が持ち寄った署名を紹介議員に持参する国会請願行動を実施。薬害肝炎原告団・支援者が集めた署名も実に6万9309筆にのぼっています。
昨日9日の参院予算委員会において、鳩山総理は、公明党の木庭健太郎議員の質問に対して、「今国会での肝炎法案の成立に努力する」とついに明確に答弁するに至りましたが、その鳩山総理が、本日16時から薬害肝炎原告団との面談に応じる予定です。
さらに、16時30分からは衆院第一議員会館にて、自民党公明党と薬害肝炎原告団との懇談会も入りました。
臨時国会で成立させる法律を絞り込む政府の方針から、先送りされかねなかった「肝炎患者を支援する法律」。
薬害肝炎原告団・B型肝炎原告団・日肝協が一致団結して早期制定を求めたこと、特に薬害肝炎原告団は、本日までに総理面談を実現するように求めて(下記10月30日付け総理宛要請書)、実現しなかった場合には官邸に対する抗議行動も辞さない強い態度で臨んだこと、福田衣里子議員も小沢幹事長に直談判して法律の早期制定への理解を求めたこと、メディアが以上の状況を連日報じたことから、ようやく政治も重い腰をあげて今国会での成立に向けて動き出したといえるでしょう。
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要請書(肝炎患者支援法の成立に向けて)
内閣総理大臣 鳩山由紀夫 殿
薬害肝炎全国原告団代表・山口美智子 / 薬害肝炎全国弁護団代表・鈴木利廣
要請の趣旨
1.肝炎患者支援法をこの臨時国会で成立させてください。
2.薬害肝炎全国原告団・弁護団と早急に面談してください。
要請の理由
私たち薬害肝炎訴訟の全国原告・弁護団は,全国に350万人以上いると言われるウイルス性肝炎感染者の公的支援を求めて活動しております。
鳩山総理をはじめ民主党には,私たちが,薬害肝炎訴訟が救済法制定により一定を解決を迎えるまでも,また,その後のウイルス性肝炎患者全体の救済を求めるなかでも,私たちの声を聞いていただき,ご尽力いただいてきました。
さて,去る6月30日,薬害肝炎全国原告団・弁護団は,先の通常国会において「肝炎患者支援法」が成立されるよう,鳩山代表と面談し要請させていただきました。その際,原告団・弁護団は,鳩山代表から「少なくとも民主党が政権をとった暁は国としての責任を明記する形で,皆さんの思いに応えられる法案を成立させる」との約束をいただきました。
また同時に,鳩山代表は,衆院選マニフェスト冒頭に「一人の命も粗末にしない政治をつくりたい」と考えを示す予定であると明かされ,「これが私どもの新しい政権の極意,一番芯の考え方だと思っている」として,「(原告の)お話を伺って,お一人お一人を大事にする政治を何としても作り上げたいと痛感した。(肝炎患者支援)法案を成立させていきたい」との力強いお言葉をいただきました。
しかしながら,民主党が政権交代を果たしたにもかかわらず,この臨時国会において肝炎患者支援法が成立する見通しは,いまだたっておりません。
肝炎患者は,1日120人が命をなくしています。
命に直結する政策です。もう待てません。
この臨時国会での肝炎患者支援法の成立,そして,薬害肝炎全国原告団・弁護団との面談を,要請する次第です。
なお、私たちは日肝協、B肝原告団と共に11月10日から国会請願行動を予定しています。その前に総理面談をお願いいたします。
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